Whisky Live Glasgow 2004 Report

鰯の酢〆@よむら

ウイスク・イー・ウェブサイトに9月10・11日と開催されたウイスキーライヴ・グラスゴー2004のレポートが掲載されています。

日本のウイスキーライブとの雰囲気の違いはというと、お客さんが多種多様です。日本はバーやホテル、酒類関係者が圧倒的に多いですが、こちらは一般の方々が参加していました。「カスクストレングスは初めて!」なんて方も多いです。

日本のほかのお酒類のイベントでもいわゆるプロが多くて、似たような感じはありますね。

ブースの方々も、「とにかく飲んでよ!ほんとにステキなところで造ってるんだから!!」と自分たちが造るウイスキーに心底、惚れ込んでいるのがわかります。作り手の意識や気持ち、こだわりが手にとるようにわかりますし、その蒸留所の周りの風景でさえ目に浮かんでくるようです。規模からいえば日本のライヴのほうがずっと大きく感じますが、”ウイスキーの良さ”というのを伝えるのは本場スコットランドのせいか”熱”が違います。

今の日本だとこれを一番感じるのは焼酎関係と一部のクラフトビール*1関係でしょうか。日本酒だとなんかよどんだ雰囲気するときもありますし、ワインだとお高い感じとでもいうか……。

日本の方のほうがウイスキーに対しての知識は非常に高くて豊富ですし飲んで味を知っている方も多くいらっしゃいます。しかし自分はこちらの雰囲気の”プロっぱく無い感じ”がすごく新鮮に映りました。はじめてウイスキーを飲むなんていう女性もいて、そんな方も気軽に来れる敷居を低くした雰囲気作りも大事ではないかと思いました。

ほんとそうですよね。
今の焼酎ブームがきた一つには、熱く語れる蔵元の人たち・酒屋さん・飲み手の人たちがいるから、というのもありますし。

アラン島にあるSMWS会員用のゲストハウス・バットロッジ管理人やアラン蒸留所の仕事をされている元木さんのアラン島レポートはこちらです。