ほんまもん?

ここ二日ほど、お酒関係・ベトナム料理関係の人たちと話をする機会があったのですけど、ほんまもんを出したいが、雇われの身では効率や売り上げ優先を指示されて本当においしい状態で出せなかったり、(雇われではなくても)お客さんに押し付けにならずにいかにわかってもらえるかがほんとうに難しいという話に。*1○○風味でテーストだけつまみ食いしたインテリアのお店や料理がはやるのは仕方ないにしても、言葉遊びに流されないほんまものがあるということに気づいて欲しいですが、これはほんとに難しいですよね。という意味では、ここ二日間で話をした人たちの中では、日曜日のイベントでの若い蔵元たちが一番わかってないんでは?という印象がありました。
それにしても、鳴門漁師村さんの鱸*2すごいですね、熟成がすすんだあのねっとり感……
あまりに旨すぎてお酒のすすむこと、つい飲みすぎましたが、翌朝はむっちゃ快調、さすがまともな酒は違います。蔵近くで地元の農家の人たちが持ち寄りで野菜を売っているところで水ナス*3やトマトを買って帰る。

*1:以前、大阪のとあるイタリアンのシェフも言われていたのですけど、現地で修行して向こうの味を知って欲しいと思って出しても、なかなか理解してもらえない(日本の気候や水などに合わせてアレンジしてあっても)と聞いたことも。

*2:スズキ

*3:これも、生で食べてもおいしいもので、安い。