酒うどんツアー
久しぶりの讃岐うどんツアーにいってきました。このところ(といっても、半年ぶりですが)自転車で巡っていたので、車で行ったのは一年ちょっとぶり。車の機動力ってのはやっぱりすごいですなぁ、自転車だと要件が増えて難しかったりしても、車だと力技的ルーティングが可能に。結局、昼間は雨降らなかったので、これなら自転車でもよかったかなぁと思いつつ……。
うどん編。
一日目は、
- 『富永』
- 新規店。宮武グループのお店です。昆布出汁なんですね、一瞬うどん自体に味がついてるのかと思いましたが……。名前忘れたんですけど、新メニューの釜揚げにたまごっぽいのはなかなかよかったです。ぱっとみ、民家なんですけど、土足で上がります。
- 『丸幸』
- 新規店。ここも宮武グループ。なかなかいい感じですねぇ。麺打つのと切るところを見せてもらったのですけど、切った後にさばいて置くと、しゅるしゅるしゅるとややねじれながら縮んでいくのがはっきりと見えます。自分でも麺を打つので少しは縮むのは知ってましたが、これほど縮むのは初めて見ました。麺の切れ端をもらって触ってみたんですけど、それほど硬いわけでもなく、やわらかすぎるわけでもなく……。四国新聞の讃岐うどん遍路のさぬき麺の里 丸幸
- 『壱番屋』
- 新規店、ここも初めて。いい感じなのですけど、もうちとつるつる感がほしいかも。
- 『大廣うどん』
- 釜たまで、ここは自分でたまごを割らせてもらえるので、黄身だけの釜玉にしました。釜玉というと、たまご丸ごと入れてるところが多いのですけど、白身は釜揚げした麺の温度でも固まりにくい(どんぶりを暖めていると、熱をどんぶりに取られずにいいのかも)ので、どうしてもべちゃべちゃの釜玉になってしまいます。これは好きじゃないので、黄身だけにして、釜揚げうどん半熟たまごカルボナーラ風に。どうするかというと、最初に黄身だけをといておいて、そこにうどんを入れてもらって、一気に全体をかき混ぜ黄身を半熟状態にまでします。そこに、出汁醤油やぶっかけの出汁をちゃっとかけていただきます。池上でも以前はこれできたんですけど、今はちょっと難しいですね。お、緑茶うどん・和風冷麺なんてのが……和風冷麺食べてみたかったのですけど、量が多くて断念。和風冷麺用のたれは11種類ありました。緑茶うどんはちょこっともらいましたけど、あっさり風。コースで食べてみたいなぁ。関係ないですが、しばし鼈釣りの番組が流れていたので見入ってしまいました。四国新聞の讃岐うどん遍路の大廣うどん
- 『三嶋製麺所(三島製麺所)』
- 薬局系といいますか……。すごいなぁ、ここ座ってもいいですか?と聞きそうになって、わたしたちとお店の人との間で一瞬の沈黙が……。結局、お店の人から先に「どうぞ」と。同じところでお昼ごはん作られてました。入るのにかなり躊躇するかも。どうみても、この家の食卓にお邪魔しているような感覚があります。
- 『入船醤油醸造所』
- ここはうどんはありません、醤油を造っているところに醤油を買いに行きました。パシフィック18(折りたたみできる小径タイヤの自転車:PEUGEOT PACIFIC-18)に乗っているどん亀の<たる>さんがパンフレットになってるところです。土曜日も開いてます。日曜日は要問合せ。醤油といえば、かめびしにも行ってみたかったり。
- 『橋本農機製麺』
- いろいろなところにも書かれているので、もう書いてもいいんでしょう。恐さぬ本2巻目の巻末に書かれている製麺所です。午前中行くといいのですけど、午後の残り三玉なんていう状況でもしっかりした麺でした。マイどんぶり・マイ箸・出汁醤油などを持参して、近くの池の畔で食べるといいかも。
- 『西畑製麺』
- わたしはおなか一杯で食べられず……
二日目は、
- 『赤坂製麺所』
- 朝は定番のここから。着くと、どこかで見た人がうどん踏んでました……。ぉ、名古屋の玄さんじゃないですか。ぶっかけツアー二日目だそうですが、二店目でトラップされてしまったそうな。わたしたちのお土産麺パックを作ってくれてました。おおきにです。四国新聞の讃岐うどん遍路の赤坂製麺所
- 『前場製麺所』
- やっと念願の朝一釜かけを食べられました。ここの出汁もおいしいんですよねぇ。それを釜揚げしたうどにかけていただきました。メニューにはありませんが、朝一でタイミングが合えばやってもらえます。手打ちうどん まえば四国新聞の讃岐うどん遍路の前場製麺所
- 『滝宮うどん会館』
- 桜なんとかアイス。
- 『池上』
- NHKの人間ドキュメントにも出て、すっかり有名になったるみこおばあちゃんのお店です。わたしは、二年ぶり。麺打つ人が若いにいちゃんになって、硬くなったかなぁ。もともとここの冷たい麺は、玉買いにくる近所の家に届いてしばらくしてから食べたときにちょうどいい硬さになるように硬めに仕上げてあるそうで、数年前に食べたときも、その場では釜揚げで、冷たいのは玉だけ売ってもらって、30分ぐらい後に食べてみておいしかった印象があります。別のグループの人たちが冷たいのを食べて、驚きの麺や〜と言われてたんですけど、それってかなり硬いと思うんですけど……。硬いの好きなら、道久や須崎はもっと驚けます、まあこれも好き好きなのかも。四国新聞の讃岐うどん遍路の池上
- 『安並(やすなみ)』
- 新規店。丸亀の中村(通称『やお』)で修行されていたと聞いていたので、あのつるつるびろ〜んと伸びて、しかもコシがあるのに何杯でも食べられるやさしい麺好きとしてはぜひ食べてみたかったのですが、残念ながら日曜定休でした。
- 『Sirakawa』
- えびちくぶっかけ。新規店。一月に大阪梅田でお会いしたときは開店される前で、カウンターの高さを熱心に研究されていた勉強家のお店です。もうおしまいなので、そんな麺しかなくてごめんなさいと言われてたのですが、つるつるコシあり、わたし好みの麺で、えびちくわ天ぷらもなかなかの味でした。奄美大島好きということで、田中一村の絵やガジュマルもあります。このところ、お客さんの数が増えて、早く終わってしまう(麺切れ終了)ことも多いようです。四国新聞の讃岐うどん遍路のSIRAKAWA
- 『若鮎』
- まはろ・吉本食品・権平うどんには間に合いそうになかったのもあって、うどん棒ファミリーの店に。うどん棒本店は数年前に行ったときに、一般店もしっかり食べに行かないといけないと思ったお店でした。数ヶ月前に行ったときは、ちょっとわたしの好みからは外れてましたが……。数年前のうどん棒本店を思わせる麺で、なかなかよかったです。四国新聞の讃岐うどん遍路の若鮎
- 『
- //www.meimendo.com/">うどん工房名麺堂@徳島』:最東端のお店が予想外に早く終わっていたので……、徳島まで行ってしまいました。実は初めて。ちょうど麺を釜に入れたところだったので、釜玉で。ついでに、ぶっかけも。(笑
二日目の朝の番組で、いろいろな業界の原価を暴露する番組をしていて、某関係者も見ていたのですけど、番組中で『粉モノは儲かる』と言ってたところにすかさず『もうかりません』とのツッコミが。まじめにやるほど難しいようです。